Breezin'

オタクSEの日常のノウハウやチラ裏

修士論文の判定会議と差し替えが無事に終了した

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前回の記事の続き。

修論が判定会議を通過し、差し替えによって正式版を無事に提出することができた。
ついに学位取得に必要な全てのプロセスが終わった。

あとはゼミの発表や学会等もないので、適当に顔出して積み残しの分析や実験を片付けつつ引き継ぎすれば無事修了となる。
完全逃亡したいがまだ後輩の卒論やゼミが終わってないのでそれは得策ではない。
最後の教授会もあるっぽいし、学位記を貰えるまで安心できないしな...

以下本審査終了後の経過報告。

本審査後~判定会議前

本審査終了後も
准教「判定会議で他の教授からバツつけば普通に落とすからな。」
「留年あるからまだ終わったと思うなよ。追加分析と修正しろよ。」
と脅されていたので完全なる解放感を味わえてはいなかった。
(それでも〆切と審査前よりは100倍はマシな精神状態だったが)

本審査終わったらゆいかおりちゃん代々木に行って新居探してその足で帰省してえなと思っていたが、その日程が差し替え〆切直前だったことに2月に入ってから気づき、泣く泣くその計画は捨てた。
正直ライブだけなら行けなくもなかったが(現に仙台公演は〆切1週間ちょっと前にも関わらず夜だけ時間を空けることで行けたし最高のリフレッシュになった)、新居探し等がすぐ控えてる身としては無駄な往復交通費を払うのが嫌だったので諦めた。

主査副査の面子に関わるから、本審査を通過した物を教授全員がいる判定会議の場でわざわざ落とさないだろ、と心の底では舐めた事を考えていたが、やはり怖いので審査で頂いたコメントを元に追加分析と修正を行った。

判定会議前日、「審査ありがとうございました。ご指摘頂いた点を追加分析して現在ここまで修正しました。判定会議よろしくお願いします。」の言葉とともに先生方へメールを送った。
もちろん修正稿を添付し、指摘頂いた点とその対応、提出版との差分を簡潔にまとめておいた。

当然会議は1月末提出版に基づいて行われるので少々卑怯である感は否めないが、審査後も頑張ってるアピールによって他の教授達から庇ってくれるならばとこの選択を取った。

判定会議当日

1人1人の修論を教授全員で回覧し、精読して厳正に審議すると脅されてはいたが、正直あまり危機感は持っていなかった。

そもそも研究科が大所帯(修了予定200人)であり、研究室の専門も多岐に渡るのである。
物理的に1日で全て見切ることが出来るわけ無いだろうと思っていた。
200人の修論について、流れ作業で1人1分で終わらせても200分=3時間かかる。多少議論して1人に5分かけたら16時間だ。それだけ時間が限られているのに専門外の論文を精読してクリティカルな部分を指摘するなんて不可能やろ。

舐め腐った感情と心配な感情の狭間で揺られながら、先生が研究室へ戻ってくるのを待った。
夕方になって先生が提出した原稿を抱えて戻ってきた。何やら付箋が貼られている。
准教「差し替え進めることになったから~ちゃんと修正しろよ~」
俺「😭🙏🙏🙏🙏🙏」

判定会議で指摘された点と称して原稿に付箋がついていた。
驚いたのは、本人でさえ気づかなかった細かい場所の誤字や、リファレンスのミスなどが指摘されていたことだ。
もちろんうちの先生方の字でもない。

限られた時間でどうやってこんなもん見つけるほど精読したんだと驚いた。
事前に読んでいたのかと思ったが先生方が他研究室の修論を読んでいるのなんて見たことなかった。
(そもそも我らクソ院生に加えてB4の卒論〆切も近づいてきたから一杯一杯のはずだ)

判定会議の権威を舐めていた自分を少し恥じて反省しつつ、また束の間の解放感に浸った。

判定会議後~差し替え〆切

その後は追加分析と文章の修正に注力した。
前の〆切前ほどは頑張らなかったが、そこそこ時間をかけた。

大ボスである教授Aにも添削をお願いした。
他の教授への面子を何より大事にしているように見える教授は、判定会議を通ったことでうって変わって構成などへのちゃぶ台返しはしなくなり、細かな英文ミスや言い回し、今あるデータからの考察をもうちょい増やせみたいな建設的な添削をしてくれた。

他教授を通ったことで既に追い出しモードに入り、あくまで指導教員の勤めは果たしたし提出の承認を正式にした、というアリバイのためという面が大きかったのだろう。

前日に修正稿を送ると、夜に「私からは特にこれ以上のコメントはないです。よく見直して提出して」という返事が帰ってきた。
大ボスを正式に通過するとは思っていなかったので舞い上がった。
同時に、あーダメ院生にはもう興味ないんだろうなーということが分かってしまい、一抹の寂しさを覚えてしまった。自分に驚いた。
ゼミ後にトイレでゲロ吐きつつ早く追い出してくれと日々願っていたにも関わらずだ。

翌日の昼、1月に提出した版より5ページほどパワーアップした修論正式版を印刷し、余裕を持って精読し、〆切5時間前に教務課に持っていった。
またもや形式チェックに少し待たされ、「大丈夫そうですね。お預かりします。」と受理された。

今回は睡眠も取れていたので、余裕を持って研究室に戻り、先生方に提出の報告をした。
准教・助教から祝福と労いの言葉を頂き、本当に終わったのだと実感した。

その後

脱力感が半端なく、新居探しの予定が立っていない。
研修終わって配属先決まるまではウィークリーマンションでも良いかなと思ったけど、あれ管理費だの光熱費だのが鬼高くて、クソみたいな駅のクソみたいな1Kでも平気で月12万とか行くのな。
妥協してさらに安いとこに連絡すると大抵満室だし。
やはり2月のうちに決め打ちするしかないのだろうか。

卒業旅行の予定も立てなきゃいけないのにそれも決まってない。
社会人になったら2月~3月に1週間以上の休み取るのなんて難しいだろうし雨季のウユニ塩湖とか行きてーなーと思ってるのだが、航空券が予想以上に高いので二の足を踏んでいる。
※ブームになってから知った意識高いマンとは違って高校の時からの夢である😭
1ヶ月前に取ったら多分最低5万は安くなったはずなのだが😭😭
あと大抵安い便はトランジット5回とか必要になってくるしな...

とりあえず今週中に身の振り方を考えたい次第である。