近況
論文執筆からの逃避と、現状の整理の意味で久しぶりに書き散らそうと思う。
気づけば1ヶ月が過ぎ去っていた。もう11月も中旬である。
何とか2年間の入院生活から脱出できる希望の光が現実味を持って見えてきた。
この1ヶ月色々なことがあった。
近い身内に不幸があって、人の生と死について本気で考えた。
今も考えてるけど分からん。多分一生分かんねえや。
どこにいるのか分からなくて溺れかけていた研究が、何とか着陸できる兆しを見せた。
今までの予備実験に過ぎなかった進捗が、全て論理構造のパーツとして繋がった。
カンファレンスだのジャーナルだのとは程遠い、ショボいセスナ機の胴体着陸だが、修了試験の答案としての体裁は整えることができると思う。
まあそんなこんなで忙しく、そのせいで書きかけの記事が5個くらい下書きの状態で放置されている。
誰も読んでないチラシの裏なんだから別に本記事くらいの規模の記事ポンポン量産すれば良いと自分でも思うんだけど、中々それが出来ない。
Twitterとか某掲示板への書き込みは何の推敲もなしに書き捨てることができるけど、ブログの記事はある程度の大きさになってまとまらないと公開できない。
何故かと考えてみたが、創作物を未完成状態で人前に晒すのが怖いし恥ずかしいからだ。
短文ツイートは創作物ではないから気軽にできる。(ふぁぼRTに命をかける人々は違うのだろうが)
純粋に好きで書いている絵も、自分の中で人に見せても良いだろうと納得できるレベルまで達することが出来たのは未だに数えるほどしかないし、最近はラフすらもまともに完成させられない。
文章にしろ絵にしろプログラムにしろ表現・実現したいネタは山ほどあるのに、それを完成させて公開できない自分の技術力・忍耐力のなさが憎い。
学生でこんななのに、社会人になったらどうなるんだろう。
打ち込めるものが見つからず、適当に酒で日々のストレスから目を背け、本意ではない忙しさを言い訳に日々過ごすつまらないサラリーマンになるのが怖い。
そうならないためにも、大して面白くない研究に無理矢理打ち込んで楽しんで、今充実していると自分を騙す技術を磨いておかねばと思う。
いつやるのか。今なんだろうな。
私とμ'sの歴史 ~アニメ化前~
先日、スクフェスにおいてμ's編のストーリーが最終話を迎えた。
9人の軌跡が本当に終わってしまうんだとここに来て強く実感し、喪失感に包まれている。
Finalライブの時も同じ感情はあったものの、まだ何かしらの形で細々と続いてくれると心の底で楽観視していた面があった。
心の整理を付けるためにも、自分の今までのμ'sとの関わりをここに整理したい。
(記憶とツイセーブに頼って書くので、少しあやふやな部分はあるが)
それにしてもFuture Styleちゃん大好き。
最後の更新に持ってくるとかKLab分かってんじゃん。
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北海道ツーリングの話。(2)
久しぶりの文章欲に任せて深夜テンションで書き散らしていたら、書きたい主題が二転三転した挙句記事が肥大化してしまった。
前回の続き。
悪天候で流石に疲労を隠せなくなってきたある日、オホーツク海沿岸の某ライダーハウスにおいて、ある21歳の青年に会った。
彼をS君としよう。
S君は九州住みで、聞くと自転車で日本一周中だと言う。
興味をそそられて外に出てみると、彼のクロスバイクはかなり使い込まれていながらも駆動部だけはしっかりと手入れされており、荷物のパッキングも洗練されていた。
一目で旅慣れていると理解した。
流石数ヶ月かけて全国を回っているだけあるなと感じた。
しかしながら、S君に惹かれたのは、自転車日本一周中というステータスだけではなかった。
今まで会った自転車旅行者にない只者ならぬ雰囲気を感じたのだ。
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研究に身が入らない
最近研究に全く身が入らない。
就職先も決まり、絶対に落とせない修論予備審査を控えて成果は未だゼロ。
気ばかり急いているのに全く手が動かず、今日も進捗報告を控えているのに実験はせずこんな駄文を書き散らしている。
うちの研究室は所謂ホワイトだと思う。
コアタイムはないし、週1のゼミとローカルミーティングに顔を出せば後はいなくても何も言われない。
研究テーマも場所を選ばずリモートでできる内容である。
かと言って放置系ではなく、助教や准教は忙しい合間を縫って研究の方向性やまとめ方を一緒に真剣に考えてくれる。
他の理系学生諸氏からしたら羨ましい限りだろうし、こんな恵まれた私が研究の悩みや不満など言っていたら正直ブチギレだろう。
結局ごちゃごちゃ言おうと甘えているだけなのである。
しかし、そのような環境にいながら、むしろそのような環境だからこそ私は挫折してしまったのだと思う。